
令和7年2月19日より、北毛地区運転者共同休憩所(群馬県トラック協会)において、災害時の水問題の解決に向けた、洗濯機・乾燥機の実証機の運用を開始いたしました。
災害時における水の問題は、令和6年能登半島地震において特に注目された課題の一つであり、”生活用水の調達・処理”の解決は、避難所の質の向上のための最優先事項といっても過言ではありません。現在、弊協議会会員である株式会社wash-plusは、アルカリイオン電解水による”洗剤レス”のほか、水循環システムを利用した”排水レス”洗濯機の開発を進めることで、水問題の解決を目指しています。
EMIRA(2023.9.19)「“洗剤レス”の次は“排水レス”のコインランドリー。水問題に取り組み続けるwash-plusの挑戦」
この度、群馬県、株式会社wash-plus、一般社団法人群馬県トラック協会および協議会事務局を務める一般財団法人日本総合研究所の4者は、災害時の水問題解決に役立つ排水レス循環器システムを搭載した洗濯機の社会実装に向け、実証実験の実施に関する協定を締結いたしました。協定に基づき、群馬県トラック協会の休憩所(渋川市)にwash-plus社の洗濯機・乾燥機の実証機が設置され、平時の事業性・災害時の有用性について検証されます。
今後も、協議会では災害時(避難所)の水問題解決に向けた取り組みを進めて参ります。
参考)
群馬県トラック協会「「命のコンテナプロジェクト」群馬県モデルの実証実験」
群馬県「「命のコンテナプロジェクト」群馬県モデル(第一弾) の実証実験を開始します(危機管理課)」
排水レスランドリーの実証実験を開始(群馬県モデル第一号)